矢方美紀 がんサバイバーをサポートする動画に出演「引き続きがんの啓発をしていきたい」

14日、元SKE48でタレントの矢方美紀が、オンラインで行われたFWD富士生命「乳がん月間 アピアランスサポートオンラインイベント」に出席した。

矢方は2018年4月に乳がんによる左乳房全摘出とリンパ節切除手術を公表。抗がん剤治療中、副作用での容姿の変化に悩み、医療用ウィッグなどに助けられたことから、同じ悩み持つ人々のために、アピアランス(外見・見た目)サポートの活動を積極的に行っている。

同日の14日から、がん患者のアピアランスの悩みと、その克服についてを目的とした動画YouTubeチャンネル「#あぴサポチャンネル」が公開された。イベント会場では、矢方がウィッグの手入れをする動画なども紹介され「動画でわかりやすくまとめることで、家族でお手伝いをするときにも共有できれば」と話した。実際に矢方は闘病中にウィッグを洗うときに苦労したそうで「洗い方が普段のシャンプーと違うことを知らなかった」「自分の髪を洗うみたいに手ぐしはダメなんです」と明かす。

今後も、がん患者、特に自身と同じような境遇にある人々を支えたいという意識は強くあるようで矢方は「今後も引き続き乳がんの啓発をしていきたい」と決意を新たにする。

また、同日には自身の闘病体験を元にした漫画『27歳のニューガン・ダイアリー ~ボクの美紀ちゃんが乳がんになった話~』(講談社)も発売され、矢方は「恋愛であったり恋の悩みも描いています。自分がまさか漫画になるとは思っていなかったので嬉しいです」と感想を語った。

この日FWD富士生命では、がんサポートをテーマにした二つのオンラインイベントが開催され、午前中にはレーシングドライバーの佐藤琢磨をゲストに迎え、「FWDがんベスト・ゴールド商品説明会」も行われた。

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