今回のダービーは何かが起きる⁉ エバートン、勝てば10年ぶりのリバプール戦白星に ~第5節プレビュー~

現地時間のランチタイムに行われる288回目の“マージ―サイド・ダービー”は、今までとは一味違った魅力を持っている。ユルゲン・クロップ監督がリバプール初戦を指揮してちょうど5年、そしてエバートンが最後に勝利したから10年という特別な日に、サッカーが時折見せる運命のいたずらを想起してならない。互いの調子も相まって、近年で最も拮抗したダービーとなるだろう。

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マッチプレビュー
エバートン
1938-39シーズン以来のリーグ開幕5連勝を目指すエバートン。ドミニク・カルバート=ルーウィンがネットを揺らせば、トミー・ロートン以来の5戦連続弾となる。またグディソン・パークでは直近3試合で無得点が続いているが、4戦連続でスコアレスに終わったことはトップリーグ史上一度もない。最後にゴールを記録したのは2016年12月まで遡り、サディオ・マネが後半アディショナルタイムにネットを揺らし、エバートンが土壇場で敗戦した。

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リバプール
前節まさかの7失点を喫したリバプール。クラブでは1963年4月から最多の失点数であり、リーグ王者が7失点を許したのは1953年9月まで遡る。一方リバプールはダービーで10年間負けておらず、23戦無敗は単一の相手に対して最長記録に。またモハメド・サラーがゴールを決めれば公式戦100ゴールを決めたクラブ17人目の選手となり、159試合での達成はロジャー・ハント(144戦)やジャック・パーキンソン(153戦)に次いで3番目に早い記録だ。

何かが起きる“マージ―サイド・ダービー”

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