中国、高齢者サービス体系構築を推進 「十三五」期間に134億元投入

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中国、高齢者サービス体系構築を推進 「十三五」期間に134億元投入

 12日、湖南省邵陽市の隆回魏源医院で医療従事者の支援を受けながらリハビリを行う障害のある高齢者。(隆回=新華社記者/才揚)

  【新華社北京10月16日】中国の60歳以上の高齢者人口は2019年末時点で、総人口の18.1%に当たる2億5400万人で、うち満65歳以上は1億7600万人だった。高齢化社会に対応するため、「十三五」(第13次5カ年計画、2016~20年)期間中、中央予算から高齢者サービス体系構築のために134億元(1元=約16円)余りが拠出され、高齢者サービス向けベッド数が761万床に達した。

 在宅を基本とし、社区(コミュニティー)をよりどころに、高齢者福祉施設を補完とする多層的な高齢者サービス体系の構築がスタートし、投資の増加、支援策の整備、サービス能力の向上を通じて、高齢者サービス体系の大枠が構築されつつある。

 「十三五」期間中、中国の高齢者サービス体系構築への投資は増加し、拠出額は134億元を超えた。脆弱(ぜいじゃく)分野を改善し、政府の基盤保障の職責を着実に履行、特別困窮世帯向け高齢者サービス施設の建設を支援する一方、都市と企業が連携する高齢者サービス特別行動を実施し、大都市での高齢者福祉施設不足問題などの解決を図った。

 また、高齢者サービス体系構築への支援策も強化された。「シルバー産業市場の全面的開放、高齢者サービスの質向上に関する若干の意見」や「高齢者サービスの発展推進に関する意見」など国務院レベルでの政策から、「高齢者向け住宅改造プロジェクトの実施加速に関する指導意見(ガイドライン)」、改訂版「高齢者福祉施設管理規定」など具体的な管理規定の実施まで、高齢者サービス体系構築を取り巻く環境が改善されつつある。

 さらに、高齢者サービス体系のサービス能力が向上した。高齢者向けベッド数は761万床を超え、福祉施設は3万4千カ所を超えた。うち民間施設が全体の50%強を占めた。特に北京市、上海市などでは80%を超えた。