メッシはモウリーニョ・チェルシー加入目前だった⁉ イタリア人記者が6年前の移籍劇を明かす

イタリア人ジャーナリストのジャンルカ・ディ・マルツィオ氏は、最新の著書『グランド・ホテル・カルチョメルカート』で2014年にリオネル・メッシがチェルシーと口頭合意に達していたと明かした。

メッシは今夏バルサに退団の意思を表明し、マンチェスター・シティやパリ・サンジェルマン、インテルなどビッグクラブ移籍が囁かれる。最終的に放出条項の7億ユーロ(約875億円)をバルサが要求したため、メッシは残留を選択したが、ディ・マルツィオ氏によると2014年にチェルシー移籍が目前だったよう。ジョゼ・モウリーニョ監督はチェルシーの新たな象徴として、国内タイトルを逃したメッシをスカウト。チェルシーは当時の放出条項だった2億5000万ユーロ(約310億円)と年棒5000万ユーロ(約63億円)を用意すると約束し、モウリーニョ監督とビデオ電話で口頭合意に至っていたようだ。

実現すれば世界最高の移籍劇となったメッシのチェルシー加入。しかしメッシの父親ホルヘがロンドン行きを反対し、バルサやチェルシーでプレーした経験を持つ先輩デコの助言があり、アルゼンチン代表FWはカンプ・ノウに留まる事を決意した。さらにディ・マルツィオ氏は、2013年にレアル・バジャドリードのフロレンティーノ・ペレス会長がメッシに“禁断の移籍”を進めたと記述。しかしメッシは、ライバルとの交渉を一切拒否していたようだ。

イタリア人記者がメッシの移籍劇を語る

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