イノベーション・ファーストな業界に職を求める若者、輝きを失う銀行業と戦略コンサルティング

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イノベーション・ファーストな業界に職を求める若者、輝きを失う銀行業と戦略コンサルティング

「2020年の世界で最も魅力的な企業ランキング」でアマゾンが傑出

ストックホルム, 2020年10月16日 /PRNewswire/ -- ユニヴァーサム(Universum)による「世界で最も魅力的な企業ランキング」において、就職希望の学生が金融セキュリティとイノベーションという2つの分野で倍増していることが分かった。就職先を選ぶ際に「将来的に高い所得が得られること」が第一の優先事項となっており(2019年より高い優先順位)、その次に工学、IT専攻の学生にとっての優先事項「イノベーション」が続いている(46%が選択)。調査対象の全ての学生にとってトップ3の企業は、Google(グーグル)、Apple(アップル)、Microsoft(マイクロソフト)だった。2020年、ランキングで最もポイントを獲得した企業はアマゾン(Amazon)、フォルクスワーゲン(Volkswagen)、J.P.モルガン(J.P. Morgan)、Daimler AG(ダイムラーAG)、 フィリップス(Philips)、モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン(LVMH)だった。

「今年は、世界中の学生が就職を希望する業界に、興味深いシフトが見られた」とユニヴァーサムのチーフ・ストラテジスト、リチャード・モスリー(Richard Mosley)は指摘。「プロフェッショナル・サービス、銀行業、戦略コンサルティングの人気が下がる一方で、IT、自動車、製造業の人気は著しく高まっている。学生たちの間には、将来を形成するテクノロジー・イノベーションにさらに関連性のある産業で働きたいという強い希望が見られる」

企業ブランディングのグローバルリーダーであるユニヴァーサムは、2019年9月から2020年4月までに12の経済大国の、ビジネス、工学、IT専攻の学生235,273人を対象に調査を実施した。広範囲に及ぶ調査では、学生が将来の就職を考えた時に、どの企業の特徴が最も影響力があり、どの企業ブランドを最も称賛しているかを質問した。

調査で判明したその他の注目すべき知見

技術および自動車産業は、学生が就職を希望する産業として著しく人気が上昇した。

企業ブランディングのリーダーは、在宅勤務の時代における企業文化について再考する必要がある。

学生は高い報酬を優先しているものの、2021年に向って経済が低迷するにつれ、この優先事項は弱まる可能性もある。

アマゾンはここ3年間で大いに人気が高まり、ビジネス専攻の学生では22ポイント、工学、IT専攻の学生では12ポイント上昇した。

2020年世界で最も魅力的な企業

ビジネス・ランキング・トップ10

グーグル(Google)
アップル(Apple)
マイクロソフト(Microsoft)
アマゾン(Amazon)
デロワット(Deloitte)
ゴールドマン・サックス(Goldman Sachs)
アーンスト・アンド・ヤング(EY Ernst & Young)
プライスウォーターハウスクーパース(PwC PricewaterhouseCoopers)
J.P.モーガン(J.P. Morgan)
ロレアル・グループ(L'Oréal Group)

エンジニアリング・ランキング・トップ10

グーグル(Google)
マイクロソフト(Microsoft)
アップル(Apple)
BMWグループ(BMW Group)
アマゾン(Amazon)
インテル(Intel)
IBM
シーメンス(Siemens)
サムスン(Samsung)
ゼネラル・エレクトリック(GE – General Electric)

ユニヴァーサムは、企業ブランディングを専門とするインサイト・ドリブンの調査、コンサルティング、アクティベーション企業である。詳しい情報とランキング全体は以下を参照。 https://universumglobal.com/wmae2020/

写真提供: https://mma.prnewswire.com/media/1283774/Worlds_Most_Attractive_Employers_2020.jpg

お問い合わせ: ジョナス・バーク(Jonas Barck)、グローバルCMO: jonas.barck@universumglobal.com, +46-706933388

(日本語リリース:クライアント提供)