コロナで区域2週間閉鎖 市教育局が発表<ブルックリン>

ニューヨーク市教育局は8日、新型コロナウイルスの集団感染が起きているブルックリン区とクイーンズ区の一部地域の学校169校を、同日から2週間閉鎖すると発表した。閉校した学校は再開前に状況を再確認した上で、早ければ今月21日に再開する予定。同日付amニューヨークが伝えた。

ビル・デブラシオ市長は4日、集団感染が起きている郵便番号9区分の地域での①学校閉鎖、②必要不可欠でない業種の閉鎖、③大人数の集会の禁止を提案。

アンドリュー・クオモ州知事は翌5日、新型コロナに対する規制実施区分を、郵便番号ではなく、感染率が高い順から赤・オレンジ・黄色の3ゾーンに分けると発表した。だが、ゾーンの境界があいまいなため、市民の多くが混乱。同局は黄色ゾーンの308校に対して、週1回のコロナ検査を義務付けた。検査は今月16日から予定されている。

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