YKK AP、戸締り安心システム「ミモット」とスマートスピーカーが連携開始

YKK AP株式会社は、外出直後に玄関ドアや窓のカギの締め忘れをスマートフォンに通知する、窓・ドアのIoT商品「ミモット」を2019年4月に発売している。

「ミモット」のシステム構成

「ミモット」3つの通知機能そして今般、YKK APは、ミモットをAmazon Echoシリーズを始めとしたAmazon Alexa搭載端末スマートスピーカーと連携し、音声で戸締り状態を確認できる機能を追加した。同機能では、スマートスピーカーとの連携して「アレクサ、ミモットをひらいて」と話しかけることで、戸締り状態を確認することができる。スマートフォンを持たない子どもや高齢者でも、外出前や就寝時に容易に戸締り状況を確認できる。また、ミモットを含めたスマートスピーカーと接続可能な住宅設備や、照明やエアコンといった家電製品の操作を同時に行う連携機能(定型アクション)も使用でき、住まいのIoT化をユーザー自身で促進できる。

さらに、引違い窓用クレセントセンサーと勝手口ドア用サムターンセンサーは、使用者がカギを操作(施解錠)する力(作用)により微弱な電気を発電し、電波を送って通信を行う技術を活用している。電池交換なども不要だ。

なお、同機能の月額利用料は、受信機1台当たり500円である。例えば、受信機1台+窓2か所+勝手口ドア1か所+玄関ドア1か所の場合は162,000円となる。

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