広島・石原慶引退も休むヒマなし! 周囲から「ポスト会沢を早く育てて」の声

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ボールを見失い、土をつかんで一塁走者を威嚇する広島・石原慶(左)伝説のシーン(2013年)

今季限りで引退することが決まった広島・石原慶幸捕手(41)に早くも〝現場復帰〟を望む声が上がっている。プロ19年生の大ベテランは8月27日のDeNA戦(横浜)での走塁中に左脚を痛めて担架で運ばれ、翌28日に出場選手登録を抹消。復帰を目指してリハビリを続けてきたが、かなわず志半ばで現役生活にピリオドを打つことが12日に球団から発表された。

佐々岡真司監督(53)は「一緒に現役をやってバッテリーも組んだ。まだまだチームを支えてほしいという気持ちがあったが、本人の決断なので仕方ない。ご苦労さまと言いたい」とねぎらった。

今後に関しては未定だが、過渡期にあるチームの指導者としても周囲の期待は高い。「投手と野手の分け隔てなく、ナインの間ではよき相談役になっている。何かと指導方法が難しくなる中で、ダメなものはダメだと厳しく叱ることができるタイプ。苦しい時代も知っていて選手からの信頼は厚い」(チーム関係者)

特に求められているのが会沢翼捕手(32)に次ぐ正捕手の育成だ。「今は坂倉が一軍で育成中で(中村)奨成は二軍で修業中。いずれにしても、しっかりした指導が必要な時期。石原のリードやキャッチング技術を叩き込んでほしい」とコーチとして4年目・坂倉将吾捕手(22)や3年目・中村奨成捕手(21)らを一人前に育てることを望む声は多い。

赤ヘル一筋19年で惜しまれつつユニホームを脱ぐ石原慶。まだまだゆっくりはできないかもしれない。