真矢ミキが「カメラの中のさくらは生身の自分のような感じ」と明かす「さくらの親子丼」への深い思い

真矢ミキ主演のフジテレビ系連続ドラマ「さくらの親子丼」が10月17日(土曜午後11:40=東海テレビ制作)からスタートする。前作に続き、民間の子どもシェルターを舞台に、真矢ミキ演じる九十九さくらが温かい料理を通じて、傷ついた子どもたちと心を通わせていく。

真矢にとって、連ドラ主演作がシリーズ化するのは初めて。「どこか私を正してくれますし、定期的に“人生のバイブル”のように台本がやってくる」と語り、第3弾の放送を前に心境を明かした。

「さくらを演じるほど自分と一体化してくる気がします。私自身もどこまでがさくらで、どこまでが自分か分からなくなってきたと思うことが多いですし、この役は、撮影現場でさくらを演じているだけでは、視聴者の皆さんに何かが見えてしまうものがあると思います」と思い入れも強い。

演じる上では「さくらに関してはどんな映り方をしていても、どう見られてもいいと思っています。逆に言うと、自分を知ることができる時間のような気もしています。カメラの中のさくらは生身の自分のような感じがします」とすっかりなじんでいる様子。

シリーズ化された魅力については「時代と合致していることだと思います。平成から令和、コロナ禍でさらに虐待や育児放棄などのニュースを拝見するたびに、またさくらに出会えることの必然性を感じています。シリーズを通して、さくらも私もお互いに成長させていただいていますし、それ色濃く見える作品」と語っている。

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