益城町の区画整理、1.7ヘクタールの仮換地案承認 熊本県審議会

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復興土地区画整理事業が進む益城町の寺迫交差点付近。中央左は町文化会館=14日(後藤仁孝・池田祐介、小型無人機で撮影)

 熊本地震で大きな被害を受けた益城町中心部の復興土地区画整理事業(28・3ヘクタール)で、熊本県の審議会は16日、町役場仮設庁舎で会合を開き、新たに42区画約1・7ヘクタールの仮換地案を承認した。県は10月中に追加指定する。

 同事業は、道路や公園など公共用地約8・6ヘクタールと、宅地57街区(462区画)の約19・8ヘクタールを整備する計画。これまで230区画を仮換地指定。このうち13区画は地権者への引き渡しが完了し、一部で自宅の再建工事が進んでいる。

 今回の承認分を合わせた面積は、29街区の全体と、7街区の一部の計272区画11・5ヘクタール。面積ベースの進捗[しんちょく]率は58・1%となる。仮設住宅に入居している地権者53世帯のうち、47世帯の仮換地指定が完了する。

 県益城復興事務所によると、15日時点で、地権者318人の8割に当たる265人が仮換地案に同意または、おおむね同意。一方、53人からは同意が得られていない。(立石真一)