ウィル・スミスからウィル・スミスがホームラン!ドジャース逆転!

ドジャースとブレーブスによるナショナル・リーグのリーグ優勝決定シリーズ第5戦でポストシーズン史上初となる「同姓同名対決」が実現した。ブレーブスのブライアン・スニッカー監督は6回表二死二塁の場面で4番手として左腕ウィル・スミスを投入。スミスがマックス・マンシーを歩かせて二死一・二塁となり、ドジャースの5番打者ウィル・スミスが打席に入った。

メジャーリーグ公式サイトのサラ・ラングスによると、ポストシーズンで同姓同名の選手が対戦するのは史上初めて。ただし、レギュラーシーズンではすでに「ウィル・スミス対決」が実現しており、2019年9月6日の試合で投手のスミスが打者のスミスを空振り三振に仕留めている(投手のスミスは当時ジャイアンツに在籍)。

通算2度目の対決となった今回は、投手のスミスがカーブと速球で簡単に打者のスミスを追い込んだものの、そこから3球連続ボールでフルカウント。そして6球目、内角低めへの速球を打者のスミスが見事に捉え、左中間スタンドへ逆転の1号3ランを叩き込んだ。

試合は6回表を終了して4対2とドジャースが2点をリード。ブレーブスが勝利すれば1999年以来21年ぶりのリーグ優勝が決定するが、ドジャースがリードを守れるか注目だ。

© MLB Advanced Media, LP.