ビニャーレス「アラゴンはコーナーは僕たちに合っている」/MotoGP第11戦初日トップ3コメント

 MotoGP第11戦アラゴンGP初日のフリー走行で総合トップ3に入ったライダーたちが金曜日を振り返った。
 
■モンスターエナジー・ヤマハMotoGPマーベリック・ビニャーレス FP1:1番手/FP2:1番手
「まず初めに、バレ(バレンティーノ・ロッシ)がここにいないことが残念。彼の早い回復を望んでいる。今日はいいラップタイムが記録でき、とてもハッピー。コースコンディションはベストではなかったが、速く走ることができた。マシンは1周目から調子がよく、アラゴンはコーナーが続き、流れるようなレイアウトなので、僕たちに合っている」

「いくつかのコーナーで改善が必要だったが、それを実行できた。今日は風が強かったが、安定して走ることができた。タイヤを理解するのにもう少し時間が必要だが、1分48秒台でラップできているのでレースペースはいい。明日はもう少し気温が高いことを望んでいる」

「今朝のコンディションはとてもトリッキーだった。明日のセッションではよりコンスタントに走れるようにしたい。まだ完璧ではないので、ライディングスタイルを改善したいが、FP3ではさらに前進できるだろう。今日はいい仕事ができた。全体的にフィーリングはとてもポジティブ。明日に向けて集中したい」

■ペトロナス・ヤマハSRTファビオ・クアルタラロ FP1:3番手/FP2:2番手

2020年MotoGP第11戦アラゴンGP ファビオ・クアルタラロ(ペトロナス・ヤマハSRT)

「簡単な一日ではなかったが、とてもポジティブだった。まだ原因は完全にわからないが、FP1では不思議な転倒を喫した。FP2は素晴らしかった。明日はソフトのリアタイヤで何周かする必要がある。リズムはいいのだが最高ではないのでソフトはレースに向けていいオプションになると思う。全体的には前向きな初日だった。午前中はフロントのフィーリングがよくなかったが、午後にはよくなった。明日の午後はこのリズムを失わないだけでなく、レースに向けての準備も重要だと思う」

■ペトロナス・ヤマハSRTフランコ・モルビデリ FP1:2番手/FP2:3番手

2020年MotoGP第11戦アラゴンGP フランコ・モルビデリ(ペトロナス・ヤマハSRT)

「ポジティブな一日であり、順調にウイークのスタートを切ることができた。事実、ヤマハ勢が上位につけている。今朝はトリッキーなコンディションで、気温も低く、風もかなり吹いていた。こうしたコンディションでは他のライダーより苦戦していないようだ。今朝はミスをした、イエローフラッグで遅くなり、そこから再びプッシュしたところでクラッシュした。今日はラップタイムはいいが、明日はさらにプッシュしていきたい。予報では明日は少しコンディションがよくなり、路面のグリップも増えると思うので、改善できると思う」

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