名門東海大野球部、複数部員が寮内で大麻 無期限活動停止に

野球部員の大麻使用が明らかになったとして会見で謝罪する東海大の山田清志学長=平塚市の東海大学湘南キャンパス

 東海大は17日、湘南キャンパス(神奈川県平塚市北金目)の硬式野球部で、複数の部員が寮内で大麻を使用していたことが判明し、同部を無期限の活動停止にすると発表した。

 同日、記者会見を開いた山田清志学長は「大学への信頼を裏切ることになったことを心よりおわびする。このような事態が起きたことは遺憾で責任を痛感する」と謝罪した。

 同部は首都大学リーグで昨秋まで4季連続73度の優勝を誇る名門。巨人の原辰徳監督、菅野智之投手ら数多くのプロ野球選手を輩出している。

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