トッテナム・ホットスパーのジョゼ・モウリーニョ監督は、アーセン・ヴェンゲルの新たな自伝で自身が登場しない理由を説明した。
元アーセナル監督のヴェンゲルは、自伝『My Life In Red And White』を発売。アーセナルを指揮した頃の様々な内容が記されているが、ライバル関係だったモウリーニョについては一切触れられなかった。ヴェンゲルと19回の対戦で10勝7分2敗の成績を残すモウリーニョは、なぜ自身が本の中にいないか問われ、「私に勝ったことがないからだ」と話している。
「12〜14試合かそこらで1勝も出来てない相手を、1章として書くつもりはないだろう。なのになぜ私の事を話さなければならないのか。自伝というのは自分を誇らしく、そして幸せにするためのものだ。だから私が登場しない理由は理解できるよ」。モウリーニョとヴェンゲルの確執はプレミアでも有名で、2014年の一戦では2人がタッチラインで口論となる場面もあった。