和歌山県広川町で17日、恒例の「稲むらの火祭り」開催が新型コロナウイルスの影響で来年に見送られたことを受け、縮小版の採火式が実施された。稲むらの火祭りは、江戸時代の安政南海地震(1854年)で津波から村人を救おうと、稲わらに火を付けて高台に導いた実業家浜口梧陵の故事にちなみ、2003年から地元の実行委員会が毎年実施してきた。
稲むら火祭り延期で採火式 和歌山・広川、コロナ影響
- Published
- 2020/10/17 20:34 (JST)
- Updated
- 2020/10/17 20:35 (JST)