コロナ終息願い光の折り鶴 三原のポポロ職員手作り

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折り鶴オブジェの胴体や羽を組み立てる堀信さん
折り鶴オブジェを設置したイルミネーションの予想図(ポポロ提供)

 三原市芸術文化センターポポロの技術スタッフが、新型コロナウイルス終息の願いを込めた巨大な電飾の折り鶴を製作している。11月7日〜来年1月11日に同館である「冬の祭り ウインターイルミネーション」で点灯させる計画で、製作費をクラウドファンディング(CF)で募っている。

 折り鶴は高さ2メートル、幅3.4メートルの金属製オブジェ。舞台設営などを担当する堀信喜一さん(44)が主に製作した。コロナ禍で公演の中止や延期が相次ぎ、空き時間が生まれる中で、かつて大工として働いた経験を生かして「自分にできることを」と企画した。

 ヒントを得たのは、市民参加でブルーの折り鶴を展示した5、6月の催し。来場者が熱心に鶴を折る姿に刺激を受け、「冬のイベントでも折り鶴を題材に、市民を元気づける仕掛けをつくりたい」と思い立った。

 鉄骨の溶接を業者に頼んだほかは、設計からアルミ板の加工まですべて手作り。舞台裏で約2カ月かけて作った。祭りでは、ブルーの電球を敷き詰めた芝生広場の中央に、シャンパンゴールドの電飾で彩った折り鶴のオブジェを据える。

 「コロナで亡くなった人への慰霊や医療従事者への感謝など、いろんな思いを込めた」と堀信さん。「演奏会が減り我慢してもらった市民にも、例年以上にイルミネーションを楽しんでほしい」と話す。

 製作費を募るCFは今月30日まで。目標は80万円で、15日までに約17万円が集まった。1口千円か3千円で、3千円以上の人には返礼でポポロ指定の公演のチケットを贈る。詳細はホームページhttps://camp―fire.jp/projects/view/320022に掲載。ポポロTel0848(81)0886。(馬場洋太)