ベッツが吠えた!試合の流れを渡さない連日の好プレー

負ければシーズン終了のドジャースをまたしてもムーキー・ベッツが救った。前日のリーグ優勝決定シリーズ第5戦で試合の流れを変える好プレーを見せたベッツは、第6戦の5回表にもブレーブスのマーセル・オズーナが放った大飛球をフェンス際でジャンプ一番、見事にキャッチ。試合の流れをブレーブスに渡さなかった。

5回表のブレーブスは、二死からフレディー・フリーマンがヒットで出塁。続くオズーナが甘く入ったナックルカーブを捉えると、打球はライト後方への大飛球となった。抜ければタイムリー二塁打となることは確実な打球だったが、ベッツが素早くフェンス際まで駆け寄り、見事にジャンピングキャッチ。ベッツは捕球後、雄叫びを上げて全身で喜びを表現した。

「Statcast」のデータによると、オズーナの打球はメジャー30球場のうち12球場ではフェンスを越えて本塁打になっていたという。レンジャーズの新球場グローブライフ・フィールドの広さに救われた面があるのは否めないが、それでもキャッチするのは難しい打球。昨季まで4年連続でゴールドグラブ賞に輝いている名手ベッツが、またしても守備で試合の流れを変えた。

試合はドジャース先発のウォーカー・ビューラーが6回まで被安打7、奪三振6、無四球、無失点の好投を見せ、6回終了時点でドジャースが3点をリード。7回表のマウンドには2番手のブレイク・トライネンが上がっている。

© MLB Advanced Media, LP.