興味深い鷹・工藤監督の決断 6連勝中の東浜は中9日でロッテ戦か、中6日のままか?

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楽天戦に先発し8勝目をあげたソフトバンク・東浜巨【写真:藤浦一都】

自身6連勝の東浜は今季ロッテ戦に2勝0敗と好相性

■ソフトバンク 5-0 楽天(17日・PayPayドーム)

17日にPayPayドームで行われた楽天戦に5-0で快勝した首位のソフトバンク。これで今季2度目の7連勝として貯金は今季最多の20になった。雨で試合が中止となった2位のロッテとの差は4.5ゲーム差に拡大し、3年ぶりのリーグ優勝に向けてスパートをかけ始めた。

初回に柳田が27号の特大ソロを放って先制すると、4回にグラシアルが10号ソロを放って加点。5回には栗原が満塁で走者一掃の適時二塁打を放ってリードを5点に広げた。先発の東浜は7回まで無失点の好投。4回に連続四球などでピンチを招く場面もあったが、終わってみれば、楽天打線をわずか4安打に抑え込んだ。

これで千賀滉大、石川柊太の2人に並ぶチームトップタイの8勝目。9月10日の楽天戦で勝利投手になってから6試合の登板で、自身6連勝と勢いに乗っている。

3年ぶりのリーグ優勝に向けての終盤戦で目下の敵は2位のロッテだ。そのロッテとは9月27日からPayPayドームで3連戦、そして、11月3日からは敵地ZOZOマリンで3連戦が控えている。この6試合がまさに最後の天王山となる。

中9日でロッテ初戦に東浜を回すか、それとも…

そこで気になるのが、この先の東浜の登板日だ。東浜は今季ロッテ戦で4試合に先発し2勝0敗、防御率2.25と好投している。10月10日の対戦でも8回3安打1失点とほぼ完璧にロッテ打線を封じていた。チーム自体も東浜の先発試合で3勝をあげている。

これまで火曜で固定されていた千賀の登板日が前のカードのオリックス戦で水曜にズレたこともあり、東浜の登板日も27日のロッテ戦に向けて組み替えられることも想定された。だが、蓋を開けてみれば、予定通りに中6日で先発。20日の日本ハム戦には13日のオリックス戦で先発した笠谷俊介投手が先発する見込みとなっている。

では27日の天王山初戦をどうするのか。ここから中9日と十分な間隔を空けて東浜を投入するのか、はたまた急成長を見せている笠谷をぶつけるのか。中5日を2度繰り返してロッテ3戦目に東浜を持ってくる策も考えられる。

工藤公康監督は17日の試合後、東浜の次回登板日について「内緒です」と不敵に笑い「中5日中5日でいかないと厳しい、短くすることでルーティーンを変化させるのはどうなのか、ということもあるんですが、そこは秘密です」と煙幕を張る。ロッテにぶつけるか、それともこれまでのローテと流れを守って投げさせるか。工藤監督とソフトバンク首脳陣の決断はいかに。(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)