マスクによる肌荒れに沖縄産のミストローション 琉大発のベンチャーが販売

 県産シークヮーサー由来のノビレチンなどを化粧品製造に活用する、琉球大学発ベンチャー企業の琉球ボーテ(西原町、島田邦男社長)が、マスクをしている日常から肌を守るミストローション「Skin Lover(スキンラバー)」を発売した。

 マスクを着用していると、繊維摩擦による肌荒れ、乾燥、マスク焼けなどの肌トラブルが起きることがある。スキンラバーは乾燥を防ぐセラミド、抗酸化作用のあるビタミンE群の一つであるトコフェロール、メラニン抑制効果のあるノビレチンを配合し、トラブルから肌を守る。

 パッケージデザインは琉球大工学部建築学コース4年の三蔵南華さん(21)が手掛けた。三蔵さんは「沖縄のマスクミストであることがわかり、オーガニックや優しさ、素材感などを意識してデザインした」と話した。

 内容量は30ミリリットル。オリジナル巾着袋付きが980円(税抜き)、巾着袋なしが740円(同)。那覇空港売店、琉球大学生協で販売している。問い合わせは琉球ボーテ(電話)090(5587)2800。

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