郡山の学習塾クラスター 生徒の学校、19日に学年閉鎖

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 郡山市の学習塾で発生したクラスター(感染者集団)で、市内の中学生四人の新型コロナウイルス感染が確認されたのを受け、市教委は十九日、感染した生徒が在籍する学校の同じ学年を休みにする。品川萬里市長らが十七日、市役所で記者会見し、方針を明らかにした。

 四人のうち三人が同じ学校で、残る一人は別の学校に通っており、いずれの生徒も十六日は学校を休んだ。それぞれにクラスや部活動で濃厚接触者がいるとみられ、市保健所などが行動歴や接触者を調べている。学習塾では四人以外の生徒も受講していたが、PCR検査の結果、いずれも陰性が確認されたという。

 校内の濃厚接触者を対象にPCR検査を進めており、結果がすべて判明するのは十九日まで掛かる見込みで、市教委は休み明けの十九日の学年閉鎖に踏み切る。

 濃厚接触者は二週間の自宅待機となるため、市教委はタブレット端末やプリントを使って学習の遅れを補う方針。

 市は会見で、中学生とは別に、感染者がJR郡山駅前周辺で複数の飲食店を訪れる中で感染が拡大した可能性を示した。

 クラスターが発生した飲食店での感染者一人と、もう一つのクラスターが発生した飲食店での感染者一人が、この二店とは別の飲食店を同じ日の同じ時間帯に訪れていたという。市保健所の塚原太郎所長は「飲食店のはしごが感染を媒介する恐れがある」と注意を呼び掛けた。