感染対策しています 取り組み店舗にステッカー 横浜

新型コロナウイルス感染症対策に取り組んでいることを示すステッカー(横浜市提供)

 横浜市は、市内の店舗が新型コロナウイルス感染症対策に取り組んでいることを示すステッカーを作製した。各業界団体を通して計約5万枚の配布を予定しており、市産業連携推進課は「ステッカーを通して市民に安心して店舗を利用してもらい、感染症対策と両立して市内経済を回していければ」と話している。

 ステッカーの絵柄は、マスクを着用した人気キャラクター「バーバパパ」と、みなとみらい21(MM21)地区の景色の2種類。大きさも2種類(21センチ四方、10センチ四方)あり、大きく「感染症対策宣言」と書かれている。

 今月中旬から順次配布を始め、飲食店や小売店など、幅広く店舗に掲示してもらう。業界団体に加盟していなくて希望する場合は、市に直接問い合わせる。

 自治体発行のステッカーを巡っては、全国的に普及が進む中、掲示している店で集団感染が発生するなど、課題も指摘されている。

 同課は、配布の際に業種ごとのガイドライン順守を呼び掛けるとした上で「全店舗の状況を確認するのが理想だが、現実的には難しい。まずは業種別のガイドラインを改めて認知してもらう」と話している。

 問い合わせは同課電話045(671)2037。

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