医療従事者へ弁当や菓子 「ドライブスルーマルシェ」実行委 長崎

弁当などを差し入れ「今後の活力にしてほしい」と語る永石委員長(前列左から2人目)ら=長崎みなとメディカルセンター

 10、11日の2日間、長崎市内でテークアウトの飲食イベント「ながさきドライブスルーマルシェ」を開いた実行委(永石一成委員長)は、新型コロナウイルス対策への感謝の気持ちを込め、医療従事者に弁当や菓子などを寄贈した。
 実行委は長崎県内の飲食業9社で構成。コロナ禍で奮闘する飲食店と医療従事者を応援しようと初めて企画した。コロナ対策で接触をできる限り避けるため、オンラインでの事前予約やキャッシュレス決済を導入するなど運営方法を工夫。売り上げの一部を支援活動に充てると告知し、2日間で約2500人が訪れた。
 実行委メンバーが新地町の長崎みなとメディカルセンターを訪れ、地元飲食店の弁当やカステラ、トルコライスなど計36食を寄贈。片峰茂理事長は「心のこもった差し入れをいただきありがたい」と感謝した。

© 株式会社長崎新聞社