話題の作品で“癒やし”の存在を演じた小関裕太

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これまで数々のヒット作を世に送り出した、角川春樹監督の「最後の監督作品」として話題になっている映画「みをつくし料理帖」が16日から公開されている。

人気時代劇小説が原作の同映画は、松本穂香演じる大坂で生まれ、江戸にやってきた天涯孤独の主人公・澪が、苦難を乗り越えながら料理人として修業に励む姿を描く。

そんな劇中で下町から遊郭・吉原まで幅広く評判が良い町医者・永田源斉役を演じているのが俳優の小関裕太だ。

「患者から『源斉先生』と親しみを込めて呼ばれる源斉。『食は人の天なり』という作品のキーワードとなる言葉を主人公の澪に対し説き、澪を温かく見守り、全編に渡って密に物語と関わっていくが、作品の中では“癒やし”の存在。今作で小関に対する注目度はアップするはず」(映画ライター)

まだ8歳だった03年にモデルとして芸能界デビュー。06年にNHK教育テレビ「天才てれびくんMAX」に初出演。「てれび戦士」として3年間レギュラー出演を果たした。

11年には人気ミュージカル「ミュージカル・テニスの王子様2ndシーズン」に初出演し、その後、2年間同じ役を演じた。

15年公開の映画「あしたになれば。」で映画初主演。18年の「半分、青い。で」、NHKの連続テレビ小説初出演を果たした。

そして、今年、NHK Eテレのテレビアニメ「ブレーカーズ『パラ陸上・走り高跳び編』」の主演・勝役でテレビアニメ初声優を務めた。

「映像作品のみならず、舞台、そして声優と幅広く活躍。自分と同じ子役出身である、今年7月に急死した同じ事務所の先輩・三浦春馬さんを好きなタレントの1人にあげるほど慕っていた。三浦さんの遺志を継いで俳優としてさらなる成長を見せてくれるはず」(芸能記者)

10月31日からNHKで放送の連続ドラマ「閻魔堂沙羅の推理奇譚」に出演。来年は出演映画「ライアー×ライアー」が公開を控える。

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