2時間×4話「神様のカルテ」主演の福士蒼汰「ノンフィクションのようにメッセージ性の強い作品。心を込めて臨みたい」

シリーズ累計330万部を記録し、2011年と14年には映画化もされたベストセラー小説「神様のカルテ」が、テレビ東京系にて2021年1月クールに2時間×4話の大型スペシャルドラマとして放送される。主演は本作が同局ドラマ初出演となる福士蒼汰が務める。

原作は現役の医師でもある小説家・夏川草介氏による小説シリーズ。福士演じる主人公の栗原一止は、信州にある「24時間、365日対応」の病院で働く内科医。栗原が患者や恩師との別れ、地方医療の現実を経験し、「良い医者とは何か?」を追い求める軌跡を描いていくヒューマンドラマ。

福士は初の医師役に、「僕自身もいつか医者という役に向き合ってみたいと思っていましたので、お話をいただいた時とてもうれしかったです。専門的な職業ならではの難しさは計り知れませんが、医療についての知識や心構えなど追求していきたいと思います」とコメント。

また、本作の印象を聞かれると、「心がぎゅっと締め付けられるような、でもそんな縛りからそっと救ってくれるようなお話だと思いました。誰もが抱える悩みや不安を、周りの人間が優しく包み込んでくれる温かさを感じました」と述べた。

そして、役どころについては、「今回僕が演じる栗原一止は、夏目漱石を敬愛していて、その影響で古風な言葉遣いをします。そのうえ、一止はかなりのひねくれ者なので、周りからは変人扱いされてしまうのですが、心(しん)の部分にある優しさを僕はしっかり受け止めました。文学を愛する人はどこか自分の人生までもストーリーの一行一行のように捉えているように感じます。そんな彼の一行を確かなものにするために、心を込めて臨みたいと思います」と意気込みを述べている。

最後に福士は、「まるでノンフィクションのようにメッセージ性の強い作品だと思います。自分の大切な人をもっと大切にしたくなるような、温かい作品にしていきたいです。頑張ってまいりますので、ぜひ放送を楽しみにお待ちください」と視聴者にメッセージを送っている。

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