苫小牧 アパート外廊下崩落 いったい何が?

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櫻井記者「二階の手前側の廊下が完全に抜け落ちています。また手前の階段や二階の奥の廊下を見ても、かなり錆びついているのがはっきりわかります」

苫小牧市の住宅街にあるアパートで突然起きた事故。部屋のドアの前にあったはずの廊下が・・・ない。

アパートの2階にあった外廊下の一部が突然崩落したのは17日午後5時前。

いったい、何があったのか…

この部屋に住む家族らあわせて5人が買い物から戻り、2階の部屋の鍵を開けようとしたところ、足元の廊下が崩落。5人全員がおよそ3メートル下に落下したという。46歳の母親と13歳から20歳の娘3人が足などを骨折。さらに0歳の孫が軽いけがをしたが、全員、命に別状はないという。

近所の人は「ボロボロだよね、でもまさか落ちるとは思わないよねー」「潮風が吹くのでさびやすいんですよ車でも何でも朝起きたらガラスまっしろになっていることとか」

事故があったアパートは築26年で、苫小牧港からおよそ2キロ北にある。地元の塗装会社などによると海から近い市街地では潮風による塩害で建物が錆びやすいという。7年前にも海から500メートルほどの住宅で外廊下が崩落し女性が重傷を負う事故があった。

櫻井記者「こちら海に近い地域のアパートですが階段はかなり錆が進んでいます階段をのぼると廊下部分は剥がれ落ちてしまっているところもありますし支柱が浮いてしまっているところもあります」

地元の塗装業者によると最低でも5年に1回の点検が必要だというが…

タマガワ塗装玉川健吾次長「正面の塗膜が膨れ上がって赤い錆びが見える状態でしたのでしばらく(点検)されてなかったのかなとは思います」「錆が浮いてきたら完全にさびを除去するのがなかなか難しくなってきますので早め早めの点検フォローが必要」

こうした危険は私たちが生活する街の身近なところにも…

依田アナ「マンションなどが立ち並ぶ静かな住宅街ですその一角街路灯が立っていたところには現在カラーコーンが置かれています」

電線に引っかかった街路灯。今月5日、札幌市南区の住宅街で街路灯が折れているのが見つかった。

根元が腐食していたのだ。

近所の人は「倒れるまで管理がされていないというのはある意味問題かもしれませんね」

もし、倒れた街路灯が歩行者や車に当たったら大きな被害に繋がる可能性もある。

札幌市は完成から25年以上経った街路灯およそ700基の緊急点検を進めている。