リバプールの元アカデミーDF、故意に同僚を負傷させた当時を回顧「トップに上がるチャンスだと思って…」

リバプールのアカデミー出身の元U-17イングランド代表DFトム・ブレウィットは、故意にチームメイトを負傷させた事を認めた。

トレント・アレクサンダー=アーノルドやハービー・エリオットなどを輩出したリバプールのアカデミーで、10年間在籍していたブレウィット。ユルゲン・クロップ監督が就任した2015-16シーズンにDF陣に負傷者が続出し、FAカップで下部組織から選手起用を余儀なくされた際、悪魔のような考えが身体を動かしたと語った。

「クロップに印象を残し、個人のキャリアを向上させるチャンスだと思った。リバプールでプレーする事に必死だったし、僕かダニエル・クリアリーがトップに上がる可能性があった。だから僕は決断してトレーニング中ずっと彼の後を追いかけたよ。誰かを傷つけたり関係を壊す必要があるならばそうするつもりだった」。

「FAカップの試合の1週間ほど前にあった7人制のゲームで接触した時、僕は待ちきれず彼の足を削った。それが悪いタックルだったと分かっていたし誇りになんて思っていないけど、そうするしかなかった。そして彼は2週間松葉杖をつくことになった」。しかしクロップはローン選手を呼び戻し対策を講じ、ブレウィットはトップチームで出場することなくチームを去っている。

元リバプールDFが悪魔に魂を売った過去を回顧

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