マイクロカット2工場増設 霧島市と立地協定 50人新規雇用へ

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霧島市と工場増設の立地協定を結ぶ髙木治邦社長(左から2人目)=同市役所

 金属精密切削加工業のマイクロカット(霧島市)は、国分上野原テクノパークの敷地内に工場2棟の増設を決め、19日、市と立地協定を結んだ。燃料電池関連と半導体製造装置用の部品加工に新規参入し、メッキ工程の体制も整備する。新たに50人を雇う。

 約6万4000平方メートルの敷地にいずれも鉄骨平屋で、建物面積2800平方メートルの第8工場、625平方メートルの第9工場を造る。513平方メートルの新たな資材倉庫も建て、既存の倉庫では半導体製造装置の部品加工を始める。11月から順次着工、2024年1月に全ての操業を予定する。投資額は32億円。初年度生産は10億円を見込む。

 市役所で協定調印式に臨んだ髙木治邦社長は、売上高100億円を目指す10カ年の長期計画に触れ、「単に規模を拡大するのではなく、生産性の向上が最大目標。新型コロナの中でも将来を見据え、設備投資していく」と述べた。

 マイクロカットは03年設立し、19年の売上高30億円。従業員219人。