京急沿線の味覚、車内で堪能 24日から「京急川崎ステーションバル」

一昨年のイベントの様子(京急電鉄提供)

 電車の車内をバルに見立てて京急線沿線の味覚を堪能してもらうイベントが24日から、京急川崎駅(川崎市川崎区)と周辺の商店街で開かれる。沿線の活性化を目的に京急電鉄が「京急川崎ステーションバル」と銘打って企画し、今年で4回目となる。

 京急川崎駅会場では、24、25の両日、三浦市特産のマグロを使った総菜や、川崎市の新名物であるギョーザを販売する。車内を飲食スペースとして開放し、普段味わうことのできない雰囲気を楽しめるという。子ども向けに輪投げやヨーヨー釣りコーナーもある。

 同駅周辺の商店街14店舗は24日から11月1日の期間、お得なセットメニューを「京急川崎ステーションバルオリジナルメニュー」として販売する。

 新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、駅会場は入場人数を最大300人程度に制限する。京急電鉄は「今回は『エキナカ』だけでなく『マチナカ』も楽しんで」と呼び掛けている。

 駅会場の開催時間は午前10時半~午後6時半。問い合わせは京急ご案内センター電話045(225)9696。

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