承諾額1952億円 過去最高 県信用保証協4~9月

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 県信用保証協会が19日発表した2020年度上半期(4~9月)の保証概況は、保証承諾件数が前年同月比約4.4倍の1万1472件、金額が約8.6倍の1952億7400万円となり、バブル崩壊の後遺症などで過去最高となった1998年度の1926億8100万円を半期で上回った。新型コロナウイルス感染拡大により業績が低迷し、手元資金を確保する企業が急増した。

 9月単月の状況も発表した。件数は前年同月比約2.6倍の1160件、金額は約4.7倍の192億900万円。前月比では2カ月連続で減少した。同協会は「資金需要は落ち着いてきたが、まだ高い水準が続いている」としている。

 制度保証の内訳は、新型コロナ対策で5月に始まった実質無利子・無担保の県制度融資が約8割を占めた。金額の構成比は建設が最多で、製造、サービス、卸売り、小売りと続いた。企業が返済できなくなった場合に借入金返済を肩代わりする代位弁済は、前年同月比6件増の35件、金額は約1.6倍の2億7957万円だった。