「破砕処理施設」完成!双葉中央アスコン 道路インフラ復旧へ

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新たに完成した破砕処理施設

 アスファルト合材などの道路舗装材料を製造、販売している双葉町の「双葉中央アスコン」に19日、アスファルトやコンクリートを再生利用するための破砕処理施設が完成した。同施設の完成により、工場内の全ての施設が整い、震災と原発事故で被災した道路インフラの復旧、復興の加速へ全面稼働を開始した。

 双葉中央アスコンは旧避難指示解除準備区域の同町中野地区復興産業拠点に立地し、同町の双葉住コンと東京都の大林道路でつくる共同企業体(JV)が工場を運営している。昨年12月からアスファルト合材の製造施設が稼働している。

 新たに完成した破砕処理施設では、道路工事で剥がしたアスファルトやコンクリートのがら(廃棄物)を最新鋭の装置で破砕し、異物を除去する。破砕したアスファルトなどは、道路舗装材料として再生利用される。破砕能力は1日当たり800トン。

 完成式には関係者約40人が出席。川中茂双葉住コン取締役は「アスファルト合材の製造や産業廃棄物の再生利用などで地域貢献したい」、宮原道浩大林道路執行役員東北支店長は「これまで以上にお客さまと地域に愛される工場になれるよう業務に取り組む」とあいさつした。