クオモ州知事 政府のワクチン承認プロセス「信頼できない」

©SEVEN AND EIGHT LLC

ニューヨーク州のクオモ知事は19日、米ABCのテレビ番組で、新型コロナウイルスのワクチンに関して、米疾病対策センター(CDC)や食品医薬品局(FDA)の承認が得られらたとしても「懐疑的であるべきだ」と語った。

クオモ氏は、ファウチ博士がFDAの専門家を信頼していると述べているが、同機関の承認プロセスには「信頼できない」と主張。自身の意見は重要ではないと述べつつ「国民はワクチンの接種に懐疑的になるだろうと思うし、そうあるべきだ」と語った。

またニューヨーク州では、医師のグループや医療専門家にワクチンを審査させると述べ、安全性と信頼性が確認された後に配布すると語った。さらに、全国の州が同様の措置を講じる必要があると主張した。

FDAなどの機関は、信頼回復に努める必要があるかと問われると、クオモ氏は「この政権が続く限り、信頼は得られないだろう」と語った。

9月下旬に実施されたピューリサーチの世論調査では、米国の成人の49%は、ワクチンがすぐに入手できる場合でも、接種しないと回答。5月の調査より30ポイント以上上昇した。

なおクオモ氏は昨日の会見で、ワクチンの接種に関して、感染リスクの高い人々や、医療従事者などのフロントラインワーカーに優先的に配布する計画を明らかにした。
次いで、リスクの低い人々や、ファーストレスポンダー、チャイルドケア、教師などのエッセンシャルワーカーに配布し、健康な大人や子供たちは最終フェーズになると語った。

またクオモ氏は自身が会長を務める全米知事協会は、ワクチンの配布に関する質問項目をトランプ政権に提出したと発表した。