サケは何しに天草へ? 体長70センチ、地元高校生が捕獲

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サケを見つけた福本雄哉さん=天草市

 熊本県天草市魚貫町の福津川で18日、牛深高3年の福本雄哉さんがサケとみられる魚を捕まえた。住民たちの間で「珍しい」と評判になっている。

 福本さんは正午ごろ、川岸を散歩中に大きな魚影を発見。「スズキと思ったけど、口がとがっていた」。近くで草を払っていた父親の久男さん(62)らとともに、網ですくい上げた。

 魚は体長70センチ。「画像だけでは確定できないが、サケのようだ」と「わくわく海中水族館シードーナツ」(上天草市)の魚類飼育を担当する清水菜々子さん。

 サケの仲間の総称と区別するため、シロザケと呼ばれることもある種類。清水さんは「福岡県で少数ながら定着していると考えられており、生まれた川に戻るサケが迷い込んだ可能性がある。県では報告数の少ない、珍しい出来事」としている。

 住民たちも「新型コロナウイルスで暗い話題ばかりだが、めでたい」と大喜び。福本さんは「ちゃんちゃん焼きにして食べたい」と笑顔を見せていた。(谷川剛)