ご当地おでんと日本酒・日本茶のペアリングで満腹! 女将との会話も楽しい新店

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こんにちは。シティリビング編集部のアスミコです。

おでんのおいしい気候になってきましたね! だしの味わいや具材など、実は地域色が色濃く出るおでん。九州出身の私は、東京に来て「ちくわぶ」の存在に驚いたものです。静岡おでんや石巻おでんなどご当地おでんも注目を集めています。

赤坂にオープンしたばかりの「日本酒とおでん 釀巣(かもす)」では、まるで旅気分の中で、日本酒とおでんを楽しめます。

コミュニケーションを重視した店づくり

ビルの地下にひっそりとたたずむ、隠れ家的な雰囲気。徹底した温度管理でおいしい状態をキープした日本酒と、ご当地おでんのペアリングを楽しめます。

釀巣では、日本酒の背景や料理の説明など、女将とのコミュニケーションを重視。セントラルキッチン方式で調理済みの食材を仕入れることで、店内での調理の手間を最小限に。さらに高級紙皿の「WASARA」を使用することで環境に配慮した使い捨てを実践。調理や洗い物などの手間が省かれたことで、女将とコミュニケーションをとりながら、ゆっくりとした時間を過ごせます。たしかにカウンターの中が修羅場で殺伐としていると、食べているこちらも気を遣っちゃいますもんね。

女将は、アメリカのウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートで寿司職人として働いていた異色の経歴の持ち主。お酒や料理のことはもちろん、女将のバックグラウンドにも興味津々です…!

お酒が飲めなくても楽しめる満腹のコース

コースは、料理4品とペアリング日本酒4種類の「女将のおすすめコース」(税別5,200円)と、料理6品とペアリング日本酒6種の「女将のおすすめ『満腹』コース」(税別8,000円)の2つ。アラカルトの注文もできます。

注目なのは、ノンアルコールペアリングへの変更も可能なこと! 日本酒のかわりにこだわりの日本茶を出してくれます。これならば、日本酒好きはもちろんのこと、お酒が苦手な人も誘いやすいですね!

「大根×ドライトマト」。だしがしみっしみの大根と、ドライトマトの酸味と甘みが合わさっておいしい!

ペアリングの日本酒は、「町田酒造 にごり(群馬)特別純米」。フルーティーで飲みやすいです。マイナス6度に冷やされていて、キリッとしています。日本茶の場合は、「バジル煎茶」。

「日本酒のすすむおつまみ盛り合わせ」。この日は、「金華さばの燻製×季節の果物」「静岡のメロン漬け」「秋田のいぶりがっこクリームチーズ和え」。

ペアリングの日本酒は、「武勇(茨木)純米」。さばの燻製に合わせて、スモークに負けない米のうまみを感じられる辛口。日本茶の場合は、「さやまかおり釜炒り茶」。

「石巻おでん×生七味・青柚子胡椒・柚子酢味噌」。石巻で明治時代から受け継がれる「焼きちくわ」、大根、たまご、野菜揚げ、こんにゃく、こんぶの6種類。やさしいだしの味わいです。

ペアリングの日本酒は、「竹鶴(広島)純米」。おでんによく合う45~50度の燗酒で。日本茶の場合は、「静岡玉露」。

「蛍烏賊の沖漬け」。イメージしているホタルイカより倍大きかった…! ぷりぷりで食べ応えあり。

ペアリングの日本酒は、「奥播磨(兵庫)山廃純米」。ホタルイカが口にいるときに一緒に口に含むと、磯の香りが際立ちます。これぞ日本酒の味わい方! 日本茶の場合は、「大河内煎茶」。

「静岡おでん(黒おでん)」。牛すじベースの黒いだしに黒はんぺんが主役。だし粉をかけて食べる、静岡のご当地おでん。

ペアリングの日本酒は、「旭菊(福岡)生酛純米」。おでんの強い味わいに負けないうまみが広がります。日本茶の場合は、「京番茶」。

「〆のカレーうどん」。かなりおなかいっぱい…なのにつるんと入ってしまう不思議!

ペアリングの日本酒は、「讃岐くらうでぃ(香川)」。カレーにラッシーを合わせるイメージで、乳酸を感じるにごり酒。しゅわっと気持ちいい。日本茶の場合は、「阿波晩茶」。

満腹、ほろよい! 料理にお酒もついているから、かなりお得なコースでした。お酒はあまりこだわりなく飲むタイプですが(笑)、それぞれの違いやストーリーを聞きながら飲むと、楽しさも倍増。もっと日本酒について知りたくなりました。

女将のほがらかな空気感もとてもステキ。なんだか旅に来たような、ちょっとした非日常を味わえる空間でした。お酒好きにもおでん好きにもオススメです!

■日本酒とおでん 釀巣 https://camos-inc.com/