日本博公式ウェブサイトリニューアル

2020年10月20日
独立行政法人 日本芸術文化振興会

日本博公式ウェブサイトリニューアル
ニューノーマル時代に際し、
「日本の美」を世界に発信するデジタルコンテンツを強化

文化庁および独立行政法人 日本芸術文化振興会では、「日本博」として日本が誇る様々な文化、「日本の美」を体現した美術展・舞台芸術公演・文化芸術祭等を展開しています。このほど、「日本博」では2020年10月20日(火)15:00(予定)<他言語版:2020年11月中旬頃予定>に、日本博の公式ウェブサイトをリニューアルします。

リニューアルした日本博公式ウェブサイト(イメージ)

●新型コロナウイルス感染防止の観点からオンラインで楽しめるコンテンツの提供が求められている中、日本博でも様々な事業のデジタルコンテンツを発信する「デジタルギャラリー」を新たに開設します。
【コンテンツ例】
日本博特別公演「日本の音と声と舞」ダイジェスト映像
特別展「体感!日本の伝統芸能」VRコンテンツ
能楽公演2020 ~新型コロナウイルス終息祈願~ 能楽師からのメッセージ
●「Story(ストーリー)」では、各界の著名人が日本文化を分かりやすく魅力的に伝えるコンテンツを順次拡充します。
●最新のユーザビリティーを考慮したレイアウトに改変することで、国内外問わず、より手軽にお楽しみいただけるように進化します。

▼日本博公式ウェブサイトはこちら▼
https://japanculturalexpo.bunka.go.jp/

(公式ウェブサイトのQRコード)

■「日本博」について
「日本博」主旨
日本博は、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会を契機として、総合テーマ「日本人と自然」の下に、縄文時代から現代まで続く「日本の美」を国内外へ発信し、次世代に伝えることで、更なる未来の創生を目指し、スタートしました。日本博のプログラムは、文化庁、日本芸術文化振興会、関係府省庁、全国の文化施設、地方自治体、民間企業・団体等の総力を結集し、日本の美を体感する美術展・舞台芸術公演、芸術祭などを、年間を通じ、全国各地で展開していきます。
東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会が行われる年に、これらの日本博プログラムが、人々の交流を促して感動を呼び起こし、世界の多様性の尊重、普遍性の共有、平和の祈りへとつながることを希求します。

「日本博」基本コンセプト
「日本の美」は、縄文時代から現代まで1万年以上もの間、大自然の多様性を尊重し、生きとし生けるもの全てに命が宿ると考え、それらを畏敬する心を表現してきました。
縄文土器をはじめ、仏像などの彫刻、浮世絵や屏風などの絵画、漆器などの工芸、着物などの染織、能楽や歌舞伎などの伝統芸能、音楽、文芸、衣食住をはじめとする暮らし、生活様式等において、様々な形で、人間が自然にたいして共鳴、共感する心を具現化し、その美意識を大切にしてきました。

日本の文化は、海外の文化を取り入れながら、時代の変遷とともに多様な文化芸術の創造につなげ発展してきました。日本の自然との関わりの中では、人々の創造性が育まれ、表現力を高めるとともに、人々の心のつながりや相互に理解し尊重し合う土壌を提供し、多様性を受け入れることができる心豊かな社会が形成されてきました。先人が創造し、守り伝えてきた多くの文化財や伝統芸能の表現や美意識は、現代の美術、デザインやファッション、マンガ・アニメなどに影響を与え、また、新たな価値や文化の創造につながっています。

※採択事業の詳細につきましては「日本博公式ウェブサイト」をご参照ください。