石川佳純、約8ヶ月ぶりの国際大会へ「不安もあるが楽しみな気持ちが大きい」

卓球日本代表の石川佳純(全農)は20日、オンライン記者会見で、約8ヶ月ぶりとなる国際大会出場への意気込みを語った。
国際卓球連盟(ITTF)が「#RESTART」シリーズとして中国で開催する11月8~10日の女子W杯、11月19~22日のITTFファイナルに参加するため、石川は近日中に日本を出発する。

「タフな気持ちをもって」

「国際大会が開かれることは、やっぱり自分にとって嬉しいこと」と話す石川。
「卓球を始めて20年になるが、こんなに長い期間試合がなかったのは初めてだった」と振り返るが、この期間もトレーニングや実戦練習などの調整を通じて「目標を持って有意義な練習を積めた」と手応えを口にした。

写真:2019年グランドファイナルでの石川佳純/撮影:ラリーズ編集部

今回は現地に入ってからも長距離の車での移動や、隔離下での行動制限など、これまでとは全く違う形での試合の参加となる。
「行ってみないとわからないこともあり、不安な部分も少しあるが、タフな気持ちをもって参加することで、東京五輪に繋げていきたい」と意気込む。

いつもの倍くらい食材を持参

隔離も含む長い中国滞在に特別に持っていくものはという質問には「単純に、ご飯や梅干しなどをいつもの倍くらい持っていきます。全農さんからたくさん食材を頂いたので、そこには不安はなくて、むしろ部屋で太らないように気をつけながら、しっかり栄養を取りたいと思います」と笑顔を見せた。

写真:石川佳純/提供:ittfworld

「ゼロからのスタートという気持ちで頑張りたい」と語る石川の東京五輪に向けた「RESTART」がいよいよ始まる。

文:ラリーズ編集部

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