津軽三味線コンクール全国大会 長崎県雲仙市・愛野の林田姉弟快挙

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津軽三味線コンクール全国大会の小学生の部で優勝した林田優響君(優響君の父親提供)

 津軽三味線の演奏技術を競う「第23回津軽三味線コンクール全国大会」(公益財団法人日本民謡協会主催)で、雲仙市立愛野小6年、林田優響(ゆうひ)君(12)が小学生の部で優勝、優響君の姉で同市立愛野中2年の澪音(みお)さん(14)が中学生の部3位に入賞した。
 同大会は国内の主要大会の一つで、2人とも初出場。4月に都内で開く予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で延期し、9月19日に開催。通常はホールで観客の前で演奏するが、今回は感染防止のため無観客だった。
 津軽じょんがら節が課題曲で、事前の音源審査には小学生の部に9人、中学生の部には15人の応募があり、大会当日は小学生4人、中学生8人が演奏した。
 林田さん姉弟は約5年前に諫早市の石井流総師範、石井秀歩さん(48)に師事し、毎月3回稽古に通っている。石井さんによると「姉弟とも上達して課されるレベルが上がっても、練習を繰り返し挑戦を続けている」という。
 小学生最後の大会だった優響君は「負けたくない気持ちが大きくて、平常心で力を発揮できた」。無観客であまり緊張しなかったという澪音さんは「優勝を目指したので悔しい。次に向けて頑張る」と気持ちを新たにしている。