東京経済大学ニュース Vol.19

2020年10月21日

東京経済大学ニュ―ス Vol.19の内容を一部抜粋してお送りします。

すべての内容につきましては、添付のリリース全文ファイルをご覧ください。

※東京経済大学Webサイト:http://www.tku.ac.jp/

特集1

東京経済大学 創立120周年記念事業 オンラインシンポジウム

「コロナ危機をバネに大転換」を開催

東京経済大学は、創立120周年記念事業の一つとして、シンポジウム「コロナ危機をバネに大転換」を2020年11月21日(土)と12月19日(土)の2回にわたりオンラインで開催いたします。

今般の新型コロナウイルス・パンデミックは、世界各地の都市を襲い、なかでもニューヨーク、パリ、ミラノ、東京など「グローバルシティ」において際だった感染者の増加をもたらしています。「外出自粛」「休業要請」「ロックダウン」などの言葉は都市の生活を一変させ、分業と交流を糧とする高密度の大都市は、「密」の回避にともなう「疎」の社会へと変貌しました。

このウイルス災禍は、現代に至る都市社会のあり方や産業構造、さらに大学教育のあり方にまで課題を照射し、浮き彫りにしています。私たちは今、大きな問い直しの契機を与えられているとも言えます。

そこで今回は、近代の黎明期から激動の時代をくぐり抜けた本学を舞台に、都市文明、産業革新、大学教育の各観点から、その最前線で格闘する実務家や学者をお迎えして、このパンデミックを画期とした新たな社会の展望を縦横に議論します。本シンポジウムに是非ご参加ください。詳細は以下のとおりです。

オンラインシンポジウム「コロナ危機をバネに大転換」

<第1弾> ~新たな都市経済・文化のあり方を有識者と議論~

グローバリゼーションの未来や都市の行方に関して、いま多くの人々が憂慮を覚えています。コロナ危機を“転機”にした都市と自然の関係の問い直しを図り、あらたな都市経済・文化のあり方について、環境省の事務次官や日本学術会議の会長を歴任された一流の学者をお迎えし、議論します。

加えて、コロナ禍で世界的に「キャンパス閉鎖」に追い込まれた大学において、オンラインを積極的に活用した新たな教育や“SDGs”の観点から、社会貢献の胎動が見えてきた、その最前線を議論します。

<第2弾> ~デジタル社会への切り替わる日本の転換点について議論~

コロナ危機は、デジタルトランスフォメーション(DX)の巧拙が企業の明暗を分けるほど、世の中の価値観を一変させてきました。第5世代移動通信システム(5G)の導入により、デジタル社会・基盤の飛躍的発展が想定される日本では、DXの進展が企業の命運を左右すると言っても過言ではありません。

この状況下でも、ドラマ『半沢直樹』の制作でテレビ黄金時代を彷彿とさせるような熱気を呼び戻したTBSからホールディングス取締役会長、5Gインフラの整備を進めるNTTグループの重鎮のひとり、ミライト・ホールディングス取締役相談役を迎え、デジタル社会への切り替わる日本の転換点について議論します。

東経大インフォメーション

◆Information 1

「東京経済大学120年と創立者大倉喜八郎」展開催

第1弾 10月3日(土)~25日(日) 於:大倉集古館

第2弾 11月2日(月)~12日(木) 於:東京経済大学国分寺キャンパス 大倉喜八郎 進一層館(フォワードホール)

創立120周年を記念した本学所蔵資料の特別展示を、2回にわたり開催します。詳細は以下の通りです。

<第1弾>

創立120周年を記念した本学所蔵資料の特別展示、第1弾を10月3日(土)~25日(日)、東京・港区の大倉集古館で行います。本展では、第Ⅰ部「大倉喜八郎、その生涯と事績」、第Ⅱ部「大倉商業学校から東京経済大学へ―記録と記憶でつづる120年―」と題し、歴史をたどります。

第Ⅰ部は、創立者である大倉喜八郎の人生とその事績について、第Ⅱ部では、学生の日記や聞き取り調査などからわかる変化を交えつつ、それぞれの時代の学生生活を中心に本学の歴史を振り返ります。

開催案内チラシ

<第2弾>

大倉集古館での展示終了後、第2弾として、11月2日(月)~12日(木)の期間、国分寺キャンパス進一層館でも本学所蔵資料の展示を行う予定です。外部の美術館、公文書館、図書館等より借用する資料は、大倉集古館のみの展示となり、国分寺会場では展示しません。※11月3日(火)、7日(土)、8日(日)は休館となります。

◆Information 2

「新次郎池」周辺整備が完了

創立120周年を記念し、キャンパスライフに適したスタイルへ

2020年2月末に着工した本学のシンボル「新次郎池」および池周辺の整備が完了し、10月27日(火)に竣工式を行います。

「新次郎池」は、武蔵野台地の地下水が崖線から湧出している池で、本学第四代学長の北澤新次郎にちなんで命名されました。豊かな水辺の環境を生み出しているこの湧水は、2003年「東京の名湧水57選」にも選ばれています。

今回の整備では、階段の改修や水路の流れをスムーズにしたほか、学生たちの休憩スペースとして利用できる「展望あずまや」を設置。またベンチを増築するなど、学生にとって過ごしやすい、キャンパスライフに適した形へと生まれ変わっています。

改修前の「新次郎池」(左)と、ベンチなどが設置された改修後の風景(右)。

◆Information 3

「東京経済大学図書館の歴史と未来」

創立120周年記念 オンライン講演会を開催

創立120周年を記念した講演会「東京経済大学図書館の歴史と未来」を2020年11月7日(土)にオンラインで開催いたします。

当日は13:00から、本学講演会会場で行われる講演会の様子を「ZOOM(Webinar)」でライブ配信します。お手持ちのパソコンやスマートフォン、タブレット等でご視聴ください。

※「ZOOM(Webinar)」を視聴するには事前設定が必要です。

◆Information 4

秋季ミニオープンキャンパスを開催

夏季開催の「キャンパスツアーデイ」をさらにパワーアップ!

2020年夏に実施した「キャンパスツアーデイ」をパワーアップさせた、秋季ミニオープンキャンパスを10月31日(土)と11月1日(日)の2日間、開催することが決定しました。

本イベントでは、入試ガイダンスおよびキャンパスツアーを行い、キャンパスツアー終了後には、ご希望の方を対象とした個別相談も行う予定です。

ご参加は「完全予約制」となりますので、東京経済大学Webサイト(以下:秋季ミニオープンキャンパス表ご参照)から事前のお申し込みをお願いします。なお、本イベントは今後の新型コロナウイルス感染症拡大の状況により中止となる場合がありますのであらかじめご了承ください。

◆Information 5

「現代貨幣理論とコロナ危機」

創立120周年を記念した経済学部シンポジウム開催

2021年1月22日(金)、東京・千代田区の日経ホールで開催される「日本経済新聞社フォーラム」の会場において、「現代貨幣理論とコロナ危機」と題した、本学創立120周年を記念した経済学部のシンポジウムを実施いたします。

なお、本シンポジウムでは、米国バード大学レヴィ経済研究所のランダル・レイ上級研究員にもオンラインで出席していただく予定です。

詳細については未定のため、決定次第あらためて内容をお知らせいたします。