燕駅近くに交流の新拠点 定額制ネットカフェオープン

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サブスク型のインターネットカフェとしてオープンした「マギーア」=燕市本町1

 新潟県燕市のJR燕駅近くに、定額制サービス「サブスクリプション」(サブスク)を取り入れたインターネットカフェが19日、オープンした。チェーン展開ではない個人経営の店舗で、地域の活性化を目的とする。ミーティングなどができる個室もあり、オーナーは「人々が集まり、新しい事業が生まれる拠点にしたい」と意気込んでいる。

 三条市保内地区でマドレーヌ店を経営する稲村隆行さん(34)が、新規事業として立ち上げた。店名はマドレーヌ店と同じ「マギーア」。ラテン語で魔法という意味で、わくわくする場所にしたいという思いが込められている。

 燕市本町1にオープンした店は3階建てで、フロアごとに雰囲気が変わる。1階は作業机があるオープンスペース。2階はスクリーンを設置した個室が2部屋ある。3階はマージャン卓を設け、床の半分は畳になっている。

 一般的なネットカフェとは異なり、パソコンは並べていないが、タブレット端末を貸し出す。漫画やゲームなどを置く一方で、プリンターやホワイトボードも配備し、共用の仕事場「コワーキングスペース」としての活用も狙う。店内はコーヒーが無料で、飲食物の販売もある。

 稲村さんは2018年にオープンしたマドレーヌ店で接客する中、もっと客とコミュニケーションを取りたいと考えるようになった。そんな中、燕駅近くの宮町商店街で昨年ゲストハウスを始めた沼田基さん(34)と知り合い、駅周辺に、遊ぶ場がほしいという話が出たことが、開業のきっかけとなった。

 新型コロナウイルス感染が拡大する中、固定のファンが付いている店は続けられていると感じ、サブスク型とすることで、定期的に利用する客同士の交流が深まることを期待している。

 稲村さんは「集まったメンバーと一緒に楽しみながら、新しい事業やサービスを立ち上げたい」と語る。ゲーム大会やカフェ会なども企画する予定だ。

 31日までは開店記念として、会費やソフトドリンクが無料。会費は月額2980円(マージャン利用は500円増し)。一般利用は30分200円。1フロアや全館の貸し切りもできる。いずれも税別。営業時間は午前10時~午後10時。木曜休み。