和歌山市・大門川水質改善で紀の川から導水へ

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和歌山市は、市内中心部を流れる大門川(だいもんがわ)の水質が、水量の減る冬場に悪化することを改善するため、紀の川から水を引き、農業用水路を通じて大門川に水を取り込みます。

大門川は、和歌川(わかがわ)や市堀川(しほりかわ)など市内中心部を流れる内川(うちかわ)のひとつで、水質汚染が問題となっていて、近年は、紀の川から水を引き込んだり、周辺住民の清掃活動などで水質が改善する傾向にありますが、水量が下がる冬場は水質が悪化し、国の定める環境基準を満たせない状況になっています。 

和歌山市は、この状況に対処しようと、今月(10月)16日、国土交通省・和歌山河川国道事務所と和歌山県との3者で協定を結び、岩出市の紀の川から水を取り入れ、紀の川沿いの連絡水路と、宮井(みやい)と四箇井(しかい)の水路を通じて大門川まで流し込むことで、水質の改善をはかる計画です。

協定に基づいた水の取り込みは、2026年度(令和8年度)まで行われる予定で、今年度(2020年度)は11月16日から来年(2021年)4月28日までの、平日午前9時から午後5時まで、紀の川の水量が豊富な日に行われますが、強い雨の日は農業用水路が増水するため行われないことになっています。