朝鮮で、リンゴと梨の味を競う品評会 品質向上の契機に

 朝鮮で、各地の果樹農場で生産したリンゴと梨の味を評価するための群衆審査、品評会が20日、ウンジョンお茶店で行われた。

 1、2部類に分けて行われた群衆審査には、クァイル(果実)郡とブクチョン(北青)郡の果樹農場、コサン(高山)果樹総合農場、テドンガン(大同江)果樹総合農場、トクソン・リンゴ農園をはじめ、各地の果樹農場で生産された、様々な優れた品種のリンゴと梨が出品された。

 群衆審査は、審査員が品種ごとに味を見ながら甘さと酸味、水分、香り、硬さを判定する方法で行われた。

 「労働新聞」(10.21)は、「今回の群衆審査は、果樹部門で品質と味の良い果物の生産を拡大するための社会主義競争をより活発に行う上で意義ある契機になった」と報じた。

 米国は相変わらず時代遅れの、朝鮮の“食糧危機”プロパガンダに懸命だが、当の朝鮮人民の関心は、穀物でも果物でも量から質へと移っている。(了)

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