障害者らが手作り「久遠チョコ」東北初出店 仙台フォーラス

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人気商品で種類豊富なテリーヌが並ぶ売り場=仙台市青葉区の仙台フォーラス
手作りのチョコレートが並ぶ売り場=仙台市青葉区の仙台フォーラス

 仙台市青葉区のファッションビル「仙台フォーラス」に22日、手作りチョコレート専門店「久遠(くおん)チョコレート」が東北初出店する。障害者らが製造を担い、世界各国のカカオと日本の素材を組み合わせた高品質の商品を売り出す。

 仙台フォーラスの1階入り口に1年間限定のポップアップショップとして開店する。人気商品テリーヌ(230円)は18種類を用意。京番茶やイチゴ、ユズといった色鮮やかな食材を使い、目も楽しませる。

 久遠チョコレートは一般社団法人ラ・バルカグループ(愛知県豊橋市)が2014年、障害者の自立支援のため、有名ショコラティエと連携して事業を始めた。全国の就労支援施設などの工房や販売店は計53拠点あり、東北では奥州市と郡山市で製造。年間売上高は約8億円に上り、障害者の収入確保につなげている。

 法人の夏目浩次理事長(43)は「溶かして固めるチョコレートは誰でも自在に操ることができる。手作りならではの商品の幅広さで客を飽きさせない」と話す。ポップアップショップを運営するヒューネッツ(那覇市)は仙台フォーラスでの営業終了後、仙台市内に常設店を開く予定。