受精卵の誤廃棄、北大が和解金

原告夫婦に、札幌地裁

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 北海道大病院が不妊治療のため凍結保存していた受精卵を誤って廃棄し精神的苦痛を受けたとして、道内の夫婦が北大に計1千万円の損害賠償を求めた訴訟が札幌地裁で和解していたことが21日、分かった。原告の代理人弁護士が取材に明らかにした。和解は1日付で、北大が謝罪し和解金を支払う内容という。金額は明らかにしていない。

 訴状などによると、北大病院は2007年に計6個の受精卵を保存。うち3個を誤って廃棄したことが08年に判明した。病院側は「探している」と繰り返し説明していたが、10年8月になり廃棄を認めた。

 北大側は「和解による解決なのでコメントは控える」としている。