エミレーツ航空、ドバイの乗務員送迎バスの3分の1近くをバイオ燃料で運行

エミレーツ航空は、ドバイで客室乗務員の送迎に使用されているバスの3分の1近くを、バイオ燃料で運行する。

客室乗務員の自宅と空港を結ぶ送迎バスは、ドバイだけでも約50台運行されており、通常の月ごとの平均走行距離は70万キロに達する。今回、エミレーツ航空の契約サービスプロバイダーであるAl Wegdaniyahは、使用済み食用油を原料としたバイオディーゼルを、すべての運行に使用する。この取り組みだけでも、年間75,000キログラムの二酸化炭素削減効果があると推定されている。他の輸送業者とも協力し、この取り組みを拡大していくという。

また、ドバイ国際空港において、乗務員のターミナルと航空機間の移動用に、電気バスの試用運転を開始している。さらに、格納庫などからなる複合施設であるドバイのエミレーツ・エンジニアリング・センターでは、130台以上の電動バギーと、フォークリフトを含む80台以上の電動運搬車が使用されているという。

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