JR東日本が終電繰り上げへ 高崎線では37分…宇都宮や京浜東北などの5路線 始発列車の繰り下げも

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写真は高崎線の吹上~北鴻巣間を走行中のE231系(JR東日本高崎支社提供)

 JR東日本は21日、来春から山手線や東海道線など首都圏の17路線で最終列車の発車時刻を早めると明らかにした。繰り上げ幅の最大は高崎線と青梅線の約37分で、終電の一斉繰り上げは1987年の同社発足以来初めて。始発列車の時刻も5路線で繰り下げ、最大約17分遅くなる。新幹線や特急は対象外。実施日や詳細な時刻は12月に改めて発表する。

 JR東日本大宮支社によると、埼玉県内関連で終電繰り上げとなるのは、高崎、宇都宮、京浜東北、埼京・川越、武蔵野の5路線。繰り上げ時間の最大は高崎線で、37分程度早まる。始発列車の時刻も京浜東北線など5路線で繰り下げる。

 JR東は首都圏での9月の終電利用状況などを基にシミュレーションを実施。終電から乗車時間を繰り上げる必要性がある乗客を2万人程度と見込んでいる。

 高崎線は上野発新前橋行きが37分程度、高崎行きが21分程度早まる。上野発の高崎線の最終は籠原行きとなる予定。宇都宮線は上野発宇都宮行きが24分程度早まる。上野発の宇都宮線の最終は小金井行きに変更予定。

 京浜東北線は上野発大宮行きが23分程度、埼京・川越線は池袋発川越行きを13分程度、武蔵野線は南浦和発府中本町行きを12分程度早める。

 新幹線からの乗り継ぎで行ける区間も狭くなる。東北・上越新幹線は東海道線の大磯―小田原、横須賀線の北鎌倉―逗子、北陸新幹線は横須賀線の同区間と、東海道線の鴨宮・小田原が該当する。

 混雑の防止に向け、終電前の増発や金曜日などは必要に応じ臨時列車を運転する。