JR東終電繰り上げ 「残念」「仕方ない」 茨城県内の通勤通学客

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東京方面から駅ホームに入る常磐線普通列車=21日午後、JR取手駅

JR東日本が実施する来春のダイヤの見直しで、常磐線下りは終電時刻の繰り上げ時間が最大で23分程度早まる。新型コロナウイルス感染拡大による乗客減少が直撃した形だが、茨城県南地域の通勤通学客などに影響が出そうだ。

常磐線の下り終電は上野駅発下り列車の取手駅までと勝田駅までの終電で、いずれも23分程度早める。勝田駅、取手駅のほか、松戸駅までが18分程度、我孫子駅までが22分程度繰り上がる。土浦駅まではほぼ現状通りの時刻を見込む。

東京メトロ千代田線から常磐線に乗り入れる綾瀬駅発の直通は、松戸駅までが16分程度、我孫子駅までが15分程度早くなる。

終電時刻繰り上げでJR線のみで乗り継いだ場合、東海道新幹線の新大阪駅午後9時24分発「のぞみ64号」からの乗り継ぎでは天王台駅と取手駅に到達できなくなり、乗車する新幹線を早める必要がある。

龍ケ崎市から池袋駅まで通学している大学3年の女性(21)は「終電まで遅くなるようなことはそれほどないが、飲み会のときなどで利用することもある。やっぱり午前0時すぎまで電車があると安心する。終電が遅くなるのは歓迎するけど、早くなるのは残念」と困惑顔。

取手駅と東京駅間を通勤している会社員男性(43)は「いいと思う。終電の利用は飲み会があるときぐらいだし、今はコロナの影響でそれもない。自分への影響は少ない。JRもコロナで収益減になり、従業員のことなども考えれば仕方ないのでは」と理解を示した。

JR東日本水戸支社は「お客さまにご不便をお掛けするが、ご理解をお願いしたい」としている。