【動画あり】薬局が店舗内のデジタルサイネージ事業を強化。アイセイ薬局、サイバーと連携

【2020.10.22配信】アイセイ薬局は、サイバー・コミュニケーションズがシステム提供する調剤薬局デジタルサイネージへ、広告共通配信を開始する。ネットワーク店舗数は業界最大級の約900店舗になるという。

サイバー・コミュニケーションズはCARTA HOLDINGSのグループ会社で、200店舗の調剤薬局の店舗内デジタルサイネージをシステム提供している。このデジタルサイネージを、アイセイ薬局でも共通配信を開始することで合意した。

アイセイ薬局では、2015 年11 月よりデジタルサイネージ「ヘルスケアビジョン」を活用し、健康情報を発信すると同時に、ヘルスケア関連企業が活用できるプロモーションメディアとして、広告動画等の配信サービスを提供していた。

2016年12月には、メディアコンテンツファクトリーが運営する調剤薬局向けサイネージネットワーク「Rx-Channel」と広告の共通配信契約を締結。これまで約700店舗の調剤薬局を束ねたプロモーションメディアとして運営していた。

今回は、サイバー・コミュニケーションズがシステム提供を行う200店舗の調剤薬局への共通配信を開始することにより、ネットワーク店舗数は896店舗(2020年10月1日現在)に拡大、その数は業界最大級となる見込み(同社調べ)。

今後は、各社が培ってきたノウハウや調剤薬局ネットワークを活かし、新たなコンテンツ開発やデジタルサイネージを中心とした広告商品の企画、販売強化も進めていく予定。

アイセイ薬局は、デジタルサイネージ等を活用した健康情報発信を通して、ヘルスリテラシー向上に取り組んでいきたいとしている。

デジタルサイネージ「ヘルスケアビジョン」は、薬局を訪れる患者の待ち時間を利用し、病状改善や健康増進など、役立つ健康情報を動画で発信している。また、来局者の属性や受診科目に合わせて店舗ごとに番組編成を変え、親和性の高いコンテンツを放送することで興味喚起を促進。さらには、「薬局あるある漫才シリーズ」や「ウェザー&ヘルス」等、オリジナル動画を制作・放映するなど、自然と目を向けてしまう番組を目指してコンテンツの開発・編成を実施している。

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