日米共同訓練、情報提供遅れに不信 知事ら「容認せず」貫く

 航空自衛隊新田原基地(新富町)で26日から始まる日米共同訓練を巡り、河野知事と基地周辺5市町の首長は22日、九州防衛局の廣瀨律子局長から米兵の基地外宿泊の方針を改めて伝えられた。知事らは「容認しない」との姿勢を貫いた上で、再三の要望が受け入れられなかったことや、情報提供の遅れなど国の対応に不信感を示した。参加する米兵約200人は23日にもそろう見通しで、新型コロナウイルスや事件事故対策の徹底についても強く要望した。

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