フェアレディZ C-S31 | 日産 - 熟成が進んだ初代Z後期型【旧車】

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排ガス規制に対応し、キャブからインジェクションに換装されたZ

・モデル名 :フェアレディZ(初代・C-S31型)
・メーカー名:日産
・年式 :1976
・撮影場所 :サクラオートヒストリーフォーラム2018
・撮影者 :会長

理想のエンジンを汗と努力と意地で実用化した東洋の工業

高性能でカッコいいけど、頑張れば手に届くスポーツカー・・・。
それが「Z」がヒットした、最大の理由といっていいだろう。
シンプルでタフな、伝統の日産L型エンジンは、自分の手を汚して弄る楽しみにあふれていたし、それを許容する度量の深さも備えていた。
どこにでも転がっている「牛のように重ったるいエンジン」と言われることもあったが、それだけにノウハウもパーツもいくらでも転がっていた。

軽量、シンプルでタフ、かつ安価というのがZの依って立つところだったけれども、世の中の流れはやれ「燃費」だ「排ガス対策」だとガソリンをバンバン燃やしてガシガシ走るクルマにはどんどん厳しくなっていった70年代。
Zも75年には輸出用モデルが2800ccまで拡大していたものの、国内仕様はキャブレターからボッシュ製のLジェトロニック燃料噴射装置と触媒による「NAPS」仕様に変更。