バス路線の自動運転 可能性を探る

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県内に自動運転による交通網を整備するための会合が22日、初めて開かれ専門家などが意見を交わしました。

この会合は、県が今年度から2023年度にかけて行う自動運転の実証事業について、その具体的な実施方法を協議するために開かれたもので、公共交通機関の事業者や学識経験者など10人が参加しました。

県は、2025年にバス路線を使った自動運転の本格的な運用を目指し、県内各地で実証実験を進めてきました。

会合では、県の担当者から今後4年間で県内10か所程度を候補地として選定し、ルートや実験に使う車両を検討していく案が示されたほか、来年に茂木町で行われる実証実験について説明がありました。

茂木町の実験では、道の駅と真岡鐵道の茂木駅、町の図書館などが入る「ふみの盛もてぎ」を結ぶルートをマイクロバスが自動で運行します。

高齢化が進む中山間地域で安全な移動手段を確保できるかどうかを検証する狙いで、来年2月ごろ始まる予定です。

参加した委員からは、事故が遭った場合の対応や無人車両に常駐する運転手の技能訓練の必要性を問う意見が出されました。

県は今後、自治体や交通事業者の意向も踏まえ各地で実験を進めていきたい考えです。