鎌倉 浄妙寺で絶品ランチ!喜泉庵やおすすめの季節など魅力を解説

浄妙寺は鎌倉五山の第五位で格式のあるお寺で、大きなグリーンの屋根が特徴的。

大きな見どころは無いですが、抹茶が楽しめる喜泉庵や、美味しいパンや特製ローストビーフが食べられる石窯ガーデンテラスなど。

のんびり過ごせる場所が充実していて、地元の人に愛されています。

ここでは鎌倉 浄妙寺の見どころや御朱印やアクセス情報、喜泉庵や石窯ガーデンテラスについて紹介していきます(^^)

鎌倉五山とは?
室町幕府第3代将軍足利義満が寺院勢力をコントロールしやすくするため、お寺を格付けし順序を決めました。それを鎌倉五山と言います。第一位から順に、建長寺・円覚寺・寿福寺・浄智寺・浄妙寺となっています。

浄妙寺ってどんなお寺?

鎌倉 浄妙寺は源頼朝の重臣、足利義兼(あしかがよしかね)が1188年(文治4年)に開創されたと言われています。

始めは極楽寺という名前でしたが、義兼の子供の義氏(よしうじ)が浄妙寺と変名したそうです。源頼朝や政子、その子供 実朝も帰依した鎌倉 浄妙寺の高僧です。

室町将軍の足利義満が五山の制度を作った時は、七堂伽藍(寺の主要な七つの建物)が完備し、塔頭23院もある大寺院でした。

でも火災があり衰退し、今では総門、本堂、客殿、庫裡だけが残っています。浄妙寺に建物が少ないのは、火災が原因だったんですね。

境内は国の指定史跡になっていて、鎌倉幕府とゆかりの深いお寺です。

 

鎌倉 浄妙寺の見どころ

本堂

今の本堂は1756年に再建されました。濡れ縁(縁側)は日当たりも居心地が良くて、休憩するのにとても気持ちのいい場所です。

本堂には、鎌倉十三仏の一つである本尊の木造釈迦如来坐像や、開山の退耕行勇坐像、お産の神様の木造淡島明神立像が安置されています。

枯山水と抹茶を楽しめる、喜泉庵

本堂の左に見えてくるのが、抹茶とお菓子が頂ける喜泉庵です。

メニューは2つ!

  • 抹茶と千菓子(600円)
  • 抹茶と美鈴の生菓子(1,000円)

こちらで頂ける和菓子屋「美鈴」の上生菓子は、季節毎に変わります。「美鈴」といえば鎌倉の有名な和菓子屋さん。見た目も美しいですが、味も美味しいと評判です。

枯山水のお庭を見ながらのんびりできます。癒されますね〜。この建物は、1991年に復元されたそうです。

大広間に手水鉢、掛け軸、床の間と純和風な空間です。

室内から見える景色。右側に見えるのは水琴窟です。水の滴る音が奏でる神秘的な音色を聞くことができます。

 

ランチはここで決まり!石窯ガーデンテラス

築90年の洋館を改装し造られた、浄妙寺の境内にある一軒家レストランです。

英国式庭園を眺めながら、石窯で焼いた自家製パンや、鎌倉野菜を使ったメニューや、本格的なアフターヌーンティーが楽しめます。

ランチは特製のローストビーフや、鮮魚のソテー、スコティッシュプレート、パスタ、冬季限定でビーフシチューなどメニューも充実。ワインやビールなどのお酒も飲めます。

私は今回は行かなかったので、行った時にまた追記します!価格は3000円代が多く、少しお高め。でもいつもここを通ると、賑やかな声が聞こえきて、地元の人に人気があるイメージです。

石窯ガーデンテラスの前は少し急な階段があるので、注意してくださいね!

 

足利貞氏と足利直義の墓

足利尊氏の父・貞氏のお墓、宝篋印塔があります。足利直義のお墓も近くにあります。

南朝が消滅してから、室町幕府は尊氏派と直義派に分かれていがみあっていました。

これを観応の擾乱と言います。結局尊氏が連戦連勝し、直義は浄妙寺に軟禁され、ここで生涯を終えます。

尊氏と直義は兄弟ですから肉親が争うのは、父・貞氏としては辛かったでしょうね。

 

鎌足稲荷神社

藤原鎌足がお守りとして持ち歩いていた鎌槍(かまやり)をこの地に埋めたことから、鎌槍 から鎌倉に。

これが「鎌倉」の由来になったとも言われています。階段で登った場所にある、小さな神社なので見逃さないように注意です。

 

梅、あじさい、紅葉の時期がおすすめ!

2月になると本堂前の庭園に紅白の梅が咲き、6月はあじさい、11月12月は紅葉が楽します。

紅葉は数は少ないですが、本堂の前にある大きなイチョウは見ものです!イチョウはもみじより少し色づくのが早いので、年によりますが11月下旬が見頃です。

その他にも境内では、ボタンやサルスベリも見れますよ。

 

浄妙寺の御朱印

御朱印は入ってすぐの、拝観料を払う場所で頂けます。拝観料を払った時に御朱印を渡しておくと、帰りに受け取れます。料金は、300円です。オリジナルの御朱印帳はありませんでした。

こちらが浄妙寺のご本尊の釈迦如来の御朱印です。その他に、ご本尊の釈迦如来の御朱印(鎌倉十三佛2番)、聖観音(鎌倉三十三観音9番)の御朱印が頂けます。

おみくじ・お守り・絵馬

浄妙寺では種類は少ないですが、お守りが売られています。車の絵が入った、交通安全守りが特に可愛かったです。

そしておみくじや絵馬は行っていないようです。

 

浄妙寺の見どころ まとめ

いかがでしたか?

浄妙寺は見どころは沢山あるわけではないですが、レストランでランチやアフターヌーンティーができたり、枯山水を見ながら抹茶やお菓子を食べれたり、のんびりと楽しむことができる場所です。

最後は本堂の縁側で、のんびりするのもいいですね!観光しなくても、ゆっくりするのにぜひ行ってみてくださいね(^^)

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